06/11/06 10:09:37
>>20
下条教授は頭から『竹島は日本の領土』という前提の下、歴史的・法的な根拠が無く自分の論理を
絡める事で有名な極右学者である。また東国輿地勝覧など『独島は韓国領土』と記録した国内資料
などを一切否定している。
下条教授はこの日のシンポジウムで、「1900年頃の韓国の人々が独島と言う島を韓国領土と認識
していたか。独島は無人島で無主地であり、韓国領土という明白な歴史的根拠が無いので歴史的・
国際法上も『竹島は日本の領土』という以前の自分の主張を繰り返した。
だが下条教授の無謀な形式の主張は、我が方の参席者により余地もなく崩れ去った。独島学会の
ナ・ホンギュ理事は、「1946年制定された総連合国最高司令部指令である『SCAPIN677号』に独島が
韓国領土と規定されている事を知っているのか。この指令は総連合国最高司令部が45年の光復
当時に、韓国の漁民が独島隣近で漁業をする事を考慮した措置なので、日本が主張する『韓国の
独島武力占領』は何の根拠も無い』と主張した。
独島守護隊のキム・チョムク代表は、「日本の資料の『隠州視聴合記(1667年)』に日本の北西の境界
が『隠岐島』と記録されているのに、下条教授は北西の境界を独島と鬱陵島に歪曲している」と反論
した。
嶺南大学のキム・ファギョン独島研究所長は、「高宗皇帝勅令41号(1900年)に鬱陵島と竹島、石島
(独島指称)を行政管轄区域にすると宣布した。下条教授は石刀が独島ではなく観音島(カヌムド)と
言うごり押し口論証を主張している」と指摘した。
大邱大学のチェ・チャンギュン教授(日本語日本学科)は、「1905年以前に独島が日本領土であると
証明する資料を提出しなさい。独島の関連学会で発表したり、論文集に1行の文章でも掲載した事が
あるのか」と下条教授を責め立てた。
国内の独島専門家と学者が項目別に反論すると、下条教授は沈黙無答に一貫した。彼はただ一件の
反論資料も提示する事が出来なかった。シンポジウムを主催したチェ教授は、「下条教授は勿論、
日本の学がこの日の意見交換をきっかけに、独島に対する認識を新しく出来たと思う」とし、「歴史
歪曲を阻む為にこのような形態の両国の学者間での定例会の必要性を再認識した」と語った。