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償い2006
作詩・作曲:さだまさし
月末になると さだちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
飲んだ勢いで嘲笑っても さだちゃんはニコニコ笑うばかり
僕だけが知っているのだ 彼はああなる前にたった一度だけ
たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
11月の雨の北京 日中友好の妄想に
ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても狂ってた
売国奴 あんたを許さないと 彼をののしった
保守の日本人の涙の足元で
彼はひたすら大声で「友好」を叫び
ただ日本を売り続けるだけだった
それから彼は人が変わった 何もかも
忘れて 貢いで 貢いで
償いきれるはずもないが せめてもと
毎月中国に朝貢をしている