06/10/25 13:20:49
去る23日、女性達の必需品である使い捨て生理用ナプキンから、癌を誘発させる『ホルム
アルデヒド』の成分が検出されたというニュースが報道され、女性達に衝撃を与えている。
ハンナラ党の安明玉(アン・ミョンオク)議員は、食品医薬品安全庁の『2006年上半期医薬外品・
品質不適合内容』の資料を分析した結果、漢方生理用ナプキンで有名なA社の製品6種類から
基準値以上のホルムアルデヒドが検出されたと明らかにした。
報道が出た後、漢方生理用ナプキン会社の(株)ピュオリンの『イェミイン（注※商品名）』HPには
払い戻し要請が殺到した。また、『イェミイン』に対する不売運動をしようと言うネチズンも大勢
現れた。最近では生理用ナブキンからゴキブリが出たという主張もあり、消費者の動きに一層
拍車を掛けたと思われる。
（画像：(株)ピュオリン側の反論報道の一部）
URLﾘﾝｸ(files.dcinside.com)
（画像：<(株)ピュオリンの証拠資料。『イェミイン』からはホルムアルデヒドは検出されなかったと
言う確認書）
URLﾘﾝｸ(files.dcinside.com)
『イェミインからのホルムアルデヒド検出』報道が出た23日、(株)ピュオリンは報道に対する反論
資料を発表した。ピュオリン側は、「現在、食品医薬品安全庁が施行する検出方法は、単に製品
を抽出した後に出した色で比較するので問題がある」と主張した。また韓国生活環境試験研究院
と仁川保健環境研究院に精密検査を依頼した結果、『ホルムアルデヒド』は検出されなかったと
付け加えた。
（画像：）
URLﾘﾝｸ(files.dcinside.com)
（画像：）
URLﾘﾝｸ(files.dcinside.com)
(株)ピュオリンの反論報道が発表されるとネチズン達は響めいた。実際にハンナラ党の安明玉
議員が提出した資料を見れば、「今の検査は依頼によりA社製品のみを対象で行われた事で、
生理用ナブキン全体に対しての成分検査は実施していない」との文章がある。今回の『ホルム
アルデヒド検出』報道が、単独で『イェミイン』のみが標的となっている事を考慮すれば、競合
企業の陰謀ではないかという推測が出ている。
中小企業の (株)ピュオリンの『イェミイン』は去る2004年の発売開始から現在まで、弛まぬ成長
を繰り返してマーケットシェアの10%を占めている。2005年の8月に1.1%だったマーケットシェアが
2006年の5月には10%に上昇。9ヶ月でシェア900%以上も上昇した凄い成果を見せた。 これも
大企業を脅威させる要因になったのではないかと言うのががネチズンの推測である。
現在(株)ピュオリンは、誤った発表で損害を与えたハンナラ党の安明玉議員と、これを報道した
メディアを対象に民・刑事上の法廷訴訟と、行政訴訟を用意する予定だと明らかにした。大企業
の陰謀説にネチズンの関心が傾いている中、今後この事件がどの様に進むかに関心が集まる。
ソース：DCインサイド（韓国語）
URLﾘﾝｸ(www.dcinside.com)
（※注＝『イェミイン』＝『予知美人』もしくは『鋭敏美人』）