06/10/21 16:05:58 OsVCOHnj
■【正論】政治評論家 屋山太郎 小泉政治の5年5カ月を総括する
≪何より良かった靖国参拝≫
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対中・韓外交が悪化したからマイナスと評価する人が多いが、私は「異常な状態」が「正常な状態」に戻る兆しをみせていると評価する。
何よりも良かったのは、総理が私人にせよ公人にせよ、国家のために殉じた人々に哀悼と感謝の意を表することを再開したことだ。
国民国家なら当然のことで、この精神を失った国はいずれ滅びる。
それを1986年以来しなくなったのは、中国が靖国神社にA級戦犯が合祀されていると文句をつけ始めたからだ。
これに国内の反日日本人と媚中派が便乗したのだ。
しかし、中国が文句を言い出した動機は、改革開放、市場経済化にともなって「共産主義」に代わる新たな指導原理として
「反日愛国主義」が必要になったからだ。
A級戦犯が合祀されたのは78年で、中国が文句をつけ出したのは、その7、8年後のことである。
宮沢、橋本といった政権は、中国が叩けば謝る、さらに、金を出すという子分のような内閣だった。
小泉氏は、このばかげた絡繰(からく)りをぶち壊した。
中国は既にWTO(世界貿易機関)に加入しているのだから、日中交流は「政経分離」の原則で十分。首脳会談などは不必要だ。