06/10/21 01:12:40
高速鉄道(KTX)専用線の中で五分の一にあたる区間で「線路振動」と「軌道のズレ」現象
(京郷新聞2005年5月19日4面報道)が続いてKTXが速度を落として運行していることが明らか
になった。
線路不安定の主な原因は、安全をまともに考慮しなかった無理な早期開通のためと明らか
にされた。このような事実は、国会建設交通委所属民主党イ・ナクヨン議員が19日、韓国
鉄道公社から提出を受けて公開した「高速線線路安定化計画案(2006年6月)報告書」から現
われた。
報告書によると6月現在、KTX専用線の中で線路振動及び軌道のズレ現象が起きる不安定区
間は5ヶ所に達した。(中略)これらを合わせれば40.2㎞で、KTX専用線総延長(223.6㎞)の
18%にのぼる。不安定区間で、KTXは時速170~230㎞で徐行運行している。線路振動と軌道
のズレは線路にしく砂利地盤が不安定だから起きる。高速で走るKTXの重さを地盤が耐える
ことができないのだ。
鉄道公社は、報告書で線路不安定と関連、「高速線は精緻な施工と段階的な速度上昇で線
路安定化後に商業運転をしなければならないのに、十分な試運転期間なしに開通直ちに時
速300㎞で運行し、線路振動と軌道のズレが発生している」と明らかにした。鉄道公社はま
た「線路を安定化するためには、補修後もある程度の期間、徐行運行して段階的に速度を
上昇させなければならないのに、補修作業後の週末には時速300㎞で高速運行して補修効果
が落ちて線路振動が持続的に発生、拡散する」と付け加えた。
‘軌道のズレ-補修作業-砂利摩耗-レール欠陥-軌道のズレ’に悪循環される構造を鉄道公
社自ら‘告白’したわけだ。鉄道公社はひんぱんな補修作業のために、2004年開通後から
今年の6月まで線路に敷く砂利を買受けるだけで13億2千万ウォンを使った。李議員は「線
路振動と軌道のズレはいつでも大型事故につながる可能性がある」「補修してまた高速運
行して再び補修する応急策ではなく、高速鉄道の安全を完全に確保することができる根本
的対策を立てなければならないだろう」と言った。
ソース:京郷新聞(韓国語)線路の振動、軌道のズレ「KTX」いくつかの区間速度落とし運転。
URLリンク(news.khan.co.kr)
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