06/10/14 16:49:46
軍当局が5兆ウォン(約6200億円)を投入して生産しようとする車(軌道)型「飛虎」対空砲
事業の效用性が疑問視されるという主張が申し立てられた。
国会国防委所属ハンナラ党のイ・ソンギュ議員は13日、国防省国政監査室の資料を通じ
て軍当局が5兆ウォンを投入して2013年から現在の「飛虎」対空砲システムに加えて、車型
装甲車に搭載する形態の改良型「飛虎」対空砲 750台を生産する事にしたと明らかにした。
車型「飛虎」対空砲が生産されれば我が軍は900余台以上の「飛虎」対空砲を保有するよ
うになるというのだ。
国防科学研究所(ADD)が独自開発した30mm自走対空砲「飛虎」は低空で侵透する敵航
空機をレーダーを使って10kmで探知、有効射程距離である3km以内に入って来れば二つの
砲架それぞれから毎分600発を発射して敵機を要撃する対空防御兵器だ。
しかしこの兵器はレーザー距離測定器がよく故障してレーザー距離測定器で測定した目標
までの距離が射撃統制用モニターに現われず、夜間には目標物の識別がほとんど不可能な
ほどに性能が遅れているとイ議員は指摘した。
特に5月15~19日に安興(アヌン)射撃場で実施した「飛虎」対空砲の射撃試験の結果、
1㎞の距離をヘリコプターの速度で移動する目標物を狙って射撃した結果、200発中6発だけ
命中したというのだ。
イ議員は「我が軍は性能が低い「飛虎」対空砲を1台約48億ウォン(約6億円)の高値で来
年まで計54台を導入して、2008年から追加で120台を生産して戦力化する計画」「それに加
えて車型「飛虎」対空砲まで生産するという計画で、事業の效用性が疑問視される」と語った。
これと共に陸軍の「天馬」自走対空ミサイルと低高度探知レーダー(TPS-830K)事業も問
題であるとイ議員は主張した。
イ議員は「陸軍は150億ウォン(約19億円)で導入するようになる「天馬」自走対空ミサイル
がまだ納品も完了していない時点で総体的な改良事業を推進している」「開発及び量産前に
誘導弾性能の問題点を改善しなかったのが疑問」と語った。
彼は「低高度探知レーダーも小型標的の探知が難しく、地上高速物体を空中標的に見誤
る事例が頻繁だ」「「神弓」ポータブル対空誘導弾も夜間照準鏡に対する問題を改善するこ
とができず、夜間作戦が不可能だ」と伝えた。
▲ソース:連合ニュース(韓国語)2006-10-13 09:23
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