06/10/13 23:38:16
蔚州(ウルジュ)郡斗西(トゥソ)面京釜高速鉄トンネル工事現場で不正工事による山崩れが
発生して数千坪の耕作地が陥没し地域住民たちの墓30余が毀損された事実が明らかになった。
10日蔚州郡斗西面仁甫(インボ)里住民たちによれば６月初め、京釜高速鉄道12-5工区二洞
第2トンネル工事現場の傾斜面が崩れ落ち、山の上にあった豆畑など農作物耕作地2,700余
坪が、約5ｍほど土中に陥没する事故が発生した。また、この事故で耕作地周辺にあったカ
ン某(68)さんなど地域住民の墓３８基の封墳（訳注：墓の盛り上がった部分）が割れて遺
骨が露出するなどの被害を被った。
両親と叔父夫婦の墓など先祖の墓９基をいっぺんになくしてしまったカンさんの場合、秋
夕をわずか1ヶ月後に控えて９月にやっとご先祖の遺骨を選んで納骨堂に移した。現在陥没
現場には残り２０余基の墓と農作物がやせて死んだ耕作地がそのまま放置されており、近
隣の地盤崩壊など二次被害が予想されて地域住民たちの接近が禁止されている。
しかし施工会社であるＫＣＣ建設と施行会社である韓国鉄道施設公団は事故発生4ヶ月以上
破損墓地に対する移葬費用さえ支給しないまま事故発生事実を隠すことに汲汲としている
のが実情だ。崩壊原因に対しても軟弱地盤を考慮しなかった無理なトンネル工事が原因と
指摘されているが、ＫＣＣ側と監理を引き受けている(株)大宇エンジニアリングはまった
く解明もせずにメディアの取材を拒否している。
一方事故現場である京釜高速鉄道12-5工区は合計延長６ｋｍ区間で、2004年4月着工2007年
8月完工予定だが、今回の事故でトンネル工事部分が中断して高速鉄蔚山駅開通までも延期
されると見られる。
ソース：蔚山毎日新聞（韓国語）＜高速鉄不正工事山崩れ＞
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写真：URLﾘﾝｸ(www.inews.org)
高速鉄二洞第2トンネル周辺林野買入れ決定 1年余り公社蹉跌不可避[10/13]
<速報>切開崩壊で数千坪の農耕地と墓地が陥没した京釜高速鉄12-5工区工事が長ければ１
年ほど蹉跌をきたすと見られる。１２日、京釜高速鉄12-5工区工事を担当しているＫＣＣ
建設によれば切開崩壊事故が発生した斗西面の工事現場は現在まで4ヶ月間工事が全面中
断になった状態だ。
ＫＣＣ建設は事故発生後、工事監督を担当している韓国鉄道施設公団嶺南地域本部と地質
検査などを経て去る9月初め、崩壊事故が発生した地域周辺林野を買い入れる結論を出して
現在買入れ手続きを踏んでいる。
（後略）
ソース：蔚山毎日新聞（韓国語）
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