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● 漢方では人体を薬として使う
こういった文化を持つ中国人にとって人体は賞味すべき料理の材料のみ
ならず薬の材料でもある。胎盤を火であぶって乾燥させ粉末にして元気を
出す薬として使う。これを紫河車(しかしゃ)という。また人間の毛髪を黒焼き
にして血止めに使う。乱髪霜)と呼ぶ。これらの漢方薬は特殊な薬ではなく、
普通 に使われる薬にすぎない。
中国人には目が悪ければ目を、肝臓が悪ければ肝臓を食べる習慣がある。
同じ肝臓なら人間の肝臓がよい。だから文化大革命の混乱期には多くの人
が殺され臓器が食ペられた。臓器の取りだし方まで解説した本もある。肝臓
を取り出すためにわざわざ人を解剖する必要はない。肋骨の下にナイフで
切り込み入れ、屍の胸を足で蹴ると肝臓が飛び出るという。
こんな中国人の強烈な享楽的、現実的パワーには驚きを禁じえないが、この
貪欲な好奇心が漢方薬を発展させる原動力になってきたこともまた間違いない。
2000年1月22日発行
香杏舎ヒガサクリニック
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