06/10/12 12:30:59
>>1の続き
次は金氏との一問一答。
--韓国にはいつ戻ったのか。
「9月2日だ。1日『荷物をまとめて韓国に帰れ』という通報を受けた。『今回戻れば二度と
帰って来ない』と何度も言ったが、何も反応はなかった」
--どんな問題があったのか。
「ひざが良くなくてひきずって歩く出演者が多かった。四季の振付師に『底がゴム板だから
そうではないのか。こんな環境では負傷病棟になるほかない』と助言した。すると『韓国の演
出家が私を侮辱した』と言うのだ。しかしこんな摩擦はどこでも起きるささいなことだ」
--ほかの本質的な要素があったということだが…。
「浅利慶太代表が私を厄介者のような感じで見ていた。言葉では共同演出者としたが、実情
はただ横で補助するのを期待したのではなかったかと思う。いくらディズニー原作のミュージ
カルでも、韓国語に翻訳されて公演される以上、韓国的情緒や語感などをいかすためには私
が積極的に参加しなければならない。特に韓国語をまともに駆使することができない俳優も何
人かいて、彼らを入れ替えなければならないと言ったが、キャスティングに関与したことを大変
不愉快に思ったようだ」
--ほかに放出された韓国スタッフや出演者はないか。
「私と一緒に加わった音楽監督も直ちに追い出された。ほかには韓国出身で10年前、初めて
四季の俳優になったキム・ジヒョン(33)も解雇された。四季は浅利慶太代表の王国のようだ。
助言を言ったり反対意見を言ったりすると、権威に対して挑戦と受け入れ、容赦なく切り捨てる。
リーダーシップというのも重要だが、舞台芸術というのは、結局多様な意見を交換した中で良い
作品ができるものではないのか」
--四季の韓国進出に対してはまだ賛成しているか。
「我々が市場を開けば外部に出ることができる。四季の韓国進出を反対するのは近視眼的な
考えだ。しかしもう私は四季を信頼しない。韓国で稼いだ金は全部すべて韓国にまた投資する
とか、これからライセンス公演はせずシャーロッテも独占しないと言った言葉を果たして守るの
か疑わしい」
一方、金氏の放出について四季国際担当チャン・ヒョクチン部長は「お払い箱うんぬん言うのは
違う。浅利慶太代表とキム・ヒョギョン氏の演出の間に、作品に対する大きな意見の食い違いが
あって、一緒に作業することができなかった。経済的補償を別途行い、すっきり整理した」と話している。