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[オピニオン]韓国の歴史で７０万年前から約１万年前までの全期間を旧石器時代と呼ぶこ
とは学者たちの大部分が同意しており、その内容も国史教科書に載せられている。
このように朝鮮半島にも旧石器時代の遺物を知らせる専門博物館が旧石器遺跡である公州
（コンジュ）の石壯里（ソクチャンリ）に先月２６日開館した。延世大博物館チームが１
９６４年から１０年間掘り出して来た旧石器文化財がいよいよ全国に広く知られるように
なったのだ。これに先立って忠北大博物館チームが掘り出した丹陽（タンヤン）スヤンゲ
遺跡にも去る７月２５日スヤンゲ博物館が開館した。まことに喜ばしい。
このような旧石器博物館開館と軌を一にして先月１７～２３日にはポーランド市で一週間
「スヤンゲとその隣人たち」という標題で旧石器文化を主題に国際会議が開かれた。忠北
大とポーランドのウッジ大学が共同主催した今回の大会にはヨーロッパ・アフリカ・アジ
ア３大陸から８カ国、３０人の学者が参加して研究結果を発表した。今回のポーランド大
会に引き続き、来年にはロシア・クラスノヤルスク、２００８年には日本・九州、２００
９年にはタンザニア、２０１０年には中国・北京でそれぞれ開催する事にした。
このように韓国の学者たちが力を合せてスヤンゲ遺跡を中心に我が国の旧石器文化の優秀
性を国際社会に広く知らせることができるようになったことはすごく幸いな事に違いない。
今回の大会に参加した国内の学者と大学院生はスヤンゲ遺跡を含めた韓国の多くの旧石器
遺跡に対して数多くの研究成果を発表した。
これを通じて参加者ら皆がスヤンゲの意味をもっと理解する契機になったのは勿論、韓国
の優秀な旧石器文化が世界に広報される良い契機になったのだ。しかし、このような国際
会議が、いつまで地方の国立大学と個人の力だけで維持されることができるか。今回の大
会の場合もすべての費用をポーランドウッジ大学とＬトマンスカ教授、そして忠北大が負
担した。彼らの積極的な仕込みと対策がなかったら本当に難しい大会だった。
もう我が国も経済協力開発機構(ＯＥＣＤ)国中の一つであって、世界１２位の経済大国だ。
これからはこの国際大会に政府次元でも関心を持たなければならない段階だと見る。韓国
旧石器文化の優秀性を広く知らせる事も韓流の一つで発展させることができたらこの地方
次元の国際大会をこれからは政府が積極的に支援し、関心を持たなければならないだろう。
イ・ユンゾ忠北大博物館長
ソース：中央日報（韓国語）＜韓国旧石器文化優秀性世界に知らせよう＞
URLﾘﾝｸ(www.joins.com)