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■いんちきだらけの少数民族競技会
写真:ドラゴンボート(龍舟)レースの模様。写真は2005年撮影 (ロイター/David Gray)
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[北京 29日 ロイター]
スポーツの発展、文化交流、そして国の結束を目的として「少数民族競技会」が中国南西部で
開催された。しかしその内容は、異性の衣服を着用して競技に出場する者がいたり、集団暴行に
まで至るハプニングが発生したりと散々なものとなった。
先週雲南省で開催されたこの大会には、中国各地から55の少数民族代表が集まった。しかし
選手らの勝利への執念が、大会の趣旨とはかけ離れた不正行為の横行につながってしまった。
ドラゴンボート(龍舟)レース・女子の部では、参加選手の一人が「のど仏があって、やたらと大柄
な女性が数名ボートを漕いでいた」と主催者側にクレームを申し出た。審判団も選手数名がかつら
を着用して競技に出場していたことを認めたため、レース結果の再検討が行われる羽目になったという。
また、レスリングの決勝結果をめぐっては、大会開催都市である雲南省のチャオトン(昭通)の
チームとウェンシャン(文山)・チームの間で口論が発生、チャオトン・チームが地元ギャングに応援
を要請し、ウェンシャン・チームが刃物や棒を持ったギャングに追い回されるまでの騒動となった。
大会の取材をしていたレポーターは新華社通信に、「こんなにひどい競技会は今まで見たことがない」
と話している。
同大会はこれまで8回開催されており、開催地は中国の56の少数民族の内、25の少数民族が暮らし
ている雲南省となっている。
主催者は「この大会は少数民族特有のスポーツの発展、健康維持、そして国の結束を目的とした
ものです」と説明している。
「各チームのコーチは試合結果が自分の出世に影響するため、手段を選ばずメダル獲得に必死に
なっている」と新華社通信は報じている。
ソース:世界びっくりニュース[ 2006年10月01日 10時53分 ]
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