【大阪】「日本で『在日』として生きる」という生徒・保護者の志向を反映…民族の心教え60年~日本人も民族教育へ理解を[9/29]at NEWS4PLUS
【大阪】「日本で『在日』として生きる」という生徒・保護者の志向を反映…民族の心教え60年~日本人も民族教育へ理解を[9/29] - 暇つぶし2ch1:ポリリーナφ ★
06/09/29 06:45:02
民族の心教え60年 10月1日集い開催

在日朝鮮人の民族学校教育が本格的に始まって60年になるのを記念し、近畿2府4県
の朝鮮学校26校の児童・生徒約5千人が一堂に集まる「民族教育フェスティバル」が
10月1日、大阪市中央区の大阪城公園「太陽の広場」で開かれる。苦境を越えてきた
関係者はイベントを機に、民族教育への理解を広めたいと願っている。

終戦の45年、在日朝鮮人たちが帰国に備え「ウリマル(私たちの言葉)を子供たちに
教えよう」と、各地に「国語講習所」をつくったのが初等教育の始まりだ。46年、大阪市
生野区に全国初の中等教育機関として生野ウリ中等学院ができ、中等教育も広まった。

だが、48年、連合国軍総司令部(GHQ)の指示で学校を閉鎖しようとする日本当局と、
各地で衝突が起き、大阪では警官の発砲で16歳の在日朝鮮人の少年が死亡した。

朝鮮戦争などで在日を取り巻く状況が変化し、教育内容も徐々に変わった。一昨年まで
約35年間、大阪府内の朝鮮学校で教員や校長を務めた夫永旭(プ・ヨンウク)さん(59)
の話では、「日本で『在日』として生きる」という生徒や保護者の志向の変化を反映し、
70年代後半から順次、日本の学校のカリキュラムに沿うように変わった。世界史の一部
だった日本史も個別の科目になった。

一方で、北朝鮮のミサイル発射や拉致事件などのたび、児童生徒が通学途中に暴言
を浴びたり、石を投げられたりした。「通学が怖い」と登校拒否になる生徒もいた。
そんな時、夫さんは「日本人みんなが悪意に満ちているわけではない」と話し、校長として
地域の学校との相互訪問などの交流に努めた。

いまも政府は、学校教育法上の「各種学校」としており、国の補助はなく、運営は厳しい。
寄付を集めて鉄棒を贈るなど日本人の市民団体による支援の動きもある。

1日は午前11時から。児童生徒による歌と踊りの披露や60年の歴史を振り返る写真の
展示などがある。金奉亨(キム・ボンヒョン)・実行委員長(58)は「イベントは民族教育に
触れてもらう『公開授業』の場。できるだけ多くの日本人に来てもらい、民族教育への
理解を深めてもらいたい」と話している。

ソース:朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)


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