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●「日中友好」は日本を滅ぼす!―歴史が教える「脱・中国」の法則 講談社+α新書
本書にはまず、二千年に渡る日中関係の変遷が書かれている。
そこから読み取れるのは、日中関係が密になれば日本は「乱」の時代になり、
疎になれば「治」の時代になると言うことである。
また、奈良の大仏を建立させた時点で日本は世界有数の国力を有していたのであり、
その後も中国に頼らず精神的にも技術的にも文明を進歩させてきたのである。
それらの歴史的事実からすれば今後の日中関係がどうあるべきかは明白で、
最後にはいくつかの提言もまとめられている。その中の一つに「経温政涼」のすすめがあるが、
まさに日中関係とはこの程度で満足すべきものだったのだと、あらためて納得した次第である。
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