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宗貞盛 そうさだもり ？～１４５２
宗貞茂の男。１４１８年父貞茂の死を受けて家督を継ぐ。
１４１９年朝鮮国王世宗が李従茂（イ・ジョンム）らに命じて
兵船２２７隻、兵士１７２８５人をもって対馬に攻撃し、尾浦・船越などを攻めたため、
貞盛も糠嶽に出陣して朝鮮軍と戦う（応永の外寇。朝鮮側の呼称は「己亥東征」）。
李氏朝鮮の太祖は宗氏に対し服属を要求し、１４４３年貞盛は朝鮮と嘉吉条約（癸亥約定）を結んで朝鮮に従い、
歳遣船の定数（５０隻。危急の際は変動可）・歳賜米豆は２００石とすることなどを決定。
以後宗氏は朝鮮にとっては属国対馬を領する家臣であり、室町幕府にとっても朝鮮通称の窓口として存在する、
二重外交・二重支配の統治者となる。
これは島津氏による琉球征伐後の琉球：尚氏の立場と極めて似たものであった
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