06/09/07 10:32:31
韓国政府の市場介入、戦争の危険、統一費用が国家格付けを
悪化させる3大要因とされた。
米国信用評価会社であるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
のジョン・チェイムバス国家格付け担当専務は5日(現地時間)、
「韓国政府はまだ市場介入的な政策をしている」とし「何か問題
でも起こればこれを解決しなければならないという責任感を感じ
るようだ」と主張した。
同専務は引き続き「可能性は稀薄だが、南北間の戦争が起こる
こともないとはいえず、北朝鮮の突然の崩壊で南韓がおびただしい
経済的負担を担うことがあるという事実が、韓国の格付けを落とす
2つの要因」と説明した。
また統一費用について同常務は「東西ドイツ統一の時は格付けに
変化がなかったが、北朝鮮のインフラがあまりに劣悪な上、南北の
格差が大きく、南北が統一場合は国家格付けの下落は避けられ
ないもの」と見通した。具体的には「現状況では1つほど下がると
予想する」と説明した。現在Aである韓国の等級が統一直後に落ちる
という意味だ。
しかし北朝鮮の核実験が行われても国家格付けには何の影響を
与えないと診断した。また韓国の国家格付けを上げる肯定的要因
も少なくないものと評価されている。「外国為替危機以後、政策の
透明性と予測可能性が向上し、これによる経済の躍動性も改善した」
と分析した。これとともに高い教育水準およびバランスの取れた財政、
十分な外貨保有高も長所に挙げられた。
S&Pは昨年7月、韓国の外国為替等級をA-からAに1ランク
あげた後、これを維持している。
ソース:中央日報
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