06/09/02 16:08:20
◆政策の不確実性が経済の足かせに
韓国経済が活力を失っている要因について専門家らは、
▲経済政策方向の不確実性
▲政府の規制
▲労使紛糾
▲原油高
▲製造業
の海外移転などを挙げた。
ケン・ゴールドスタイン専任研究員は「相対的にぜい弱な大統領の指導力と失政による政治不安が、
経済成長や外資誘致にプラスに作用していない」と指摘した。
アドリアン・アウ首席ファンドマネジャーは「韓国の労使問題の遅れは、北朝鮮の核兵器問題、企業
の支配構造、金融システム不安と同様、コリア・ディスカウント(価値の低評価)を招く重大要因」とし
「労使問題の解決策は、政府が一貫した政策と態度を固持し(不法ストなどに対する政府の対応に
おいて)言動が一致していなければならない」と話した。
黄益平首席エコノミストは「(韓国が東北アジアのハブ産業として推進中の)金融産業の競争力を確
保するためには、思い切った市場開放と政府規制の緩和が切実だ」と話した。
◆インドが浮上
専門家らは、10年後のアジア経済を主導する3カ国として中国、日本、インドを最も多く挙げた。
ケン・ゴールドスタイン専任研究員は「中国と日本以外にインドの影響が強くなる可能性がある」と展
望した。
黄益平首席エコノミストは「日本、中国は確実で、残りの1国をめぐりインドと韓国が競争することにな
るだろう」と話した。
グレン・マッカイヤー首席エコノミストは「上手くいけば韓国がハイテク、オートメーション分野でインド
を制し、10年後のアジア経済3大国になる可能性が高い」と話した。
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