06/09/01 13:49:02
中国石油天然ガス(CNPC)傘下のペトロチャイナ(PetroChina)が、中国、ベトナム、
フィリピンなど6カ国が主権を争う南沙諸島付近の海域で油田開発を計画しており、
中国外務省に同区域の探査許可を求めていると、国際的なオイル・ガス業界専門紙、アップストリーム(Upstream)紙が報じた。
南沙諸島は現在「係争中」の地域であるため、ベトナムをはじめとする関係各国への配慮から中国外務省は今年初め、
ペトロチャイナの申請を却下した。しかしペトロチャイナはベトナム国営企業のペトロベトナムと早期交渉を希望し、
ペトロベトナムは既に今月末の会合に向け北京へ使節団を送った、と報じられている。一方ペトロベトナムは、この事実を否定している。
さらに同紙はペトロチャイナ関係者からの情報として、
開発予定区域の原油埋蔵量はおよそ300億バレルだが採掘できるのはその10%ほどであること、
ペトロチャイナは2010年までこの区域で一日当たり4万バレルを産出する計画であることなどを報じている。
ペトロチャイナは南シナ海に総面積およそ12万7000キロ平方メートル、約20の鉱区を保有する予定だが、
そのうちいくつかの鉱区はマレーシア及びベトナムとの係争地域内にあるという。
ベトジョーベトナムニュース
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