06/08/29 11:25:59
大田原市教委が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史と公民の教科書(扶桑社版)を採択したのは、
憲法に違反するなどとして、県内外の市民ら計九十四人が、同市教委や県教委を相手に、
違憲確認や採択取り消しなどを求める訴えを二十八日、宇都宮地裁に起こした。
訴えによると、原告側は「『つくる会』の教科書は、日本の侵略戦争を賛美している。この教科書で、
戦争を肯定する内容の教育を行うことは憲法や教育基本法に違反する」と主張。
「採択や使用により精神的苦痛を受けた」として、一人当たり千円の損害賠償も求めている。
原告の内訳は、同市の一人を含む十四人が県内在住者。このほか全国各地に住む市民三十八人や、
韓国在住の同国人四十二人も参加している。
提訴後の記者会見で、原告の一人、主婦の原田芳子さん(40)は
「昔のような暗い時代を迎えることがないように(裁判で)頑張りたい」と語った。
「つくる会」の教科書は、同市教委が昨年七月に採択。今春から同市立中学校の全十二校で使われている。
原告側によると、同様の訴訟は愛媛県でも起きているという。
提訴を受けて、大田原市教委は「訴状を見ていないので、何も言えない」としている。 (松尾博史)
ソース:中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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