06/08/27 20:48:08
【昨年の自殺者約1万4000人~10万人あたりの自殺率、OECD加盟国中1位】
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韓国はいつの間にか『自殺が多い国』という汚名を受けた。去年、一日平均38人が命を落とすという高い自殺率を
見れば、すでに個人レベルの問題だけではない。特に60歳以上の年輩の自殺率は30%に迫り、高令化社会に突入した
我々の社会の暗い一面を見せている。既に自殺による経済的損失は、年間3兆ウォンを大きく越えている。『自殺は
社会的な他殺』という認識の下で全社会での対策作りが急務である。
◇[自殺の実態]
去る2003年の年間自殺者数が初めて1万人を越えた。統計庁が集計した死亡原因の統計を見れば、2000年に6460人
だった年間自殺者数は、2003年は1万932人と1万名を越えたのち2年後の昨年では1万4011人と増加した。
自殺の急増は経済的に大きな損失をもたらしている。国立ソウル病院と梨花女子大学が先月の7日発表した『我が国の
自殺の社会経済的費用負担に関する研究報告書』では、自殺による社会経済的損失は年間3兆856億ウォン、自殺を
誘発する鬱病の社会経済的費用も年間2兆 153億ウォンであると集計した。自殺と鬱病で約5兆ウォンの損失が発生
している事となる。昨年の自殺率は10万人当たり24.2人で、OECD加盟国の中で1位を記録した。
自殺の原因も様々となっている。病気や生活苦の為に自ら命を絶ったこれまでと違い、孤独や悲観、失恋、家族問題
などへと広がっている。2000~2005年の自殺者の動機を分析した結果、社会の不満・悲観(44.0%)や家庭不和(6.9%)、
恋愛問題(8.8%)と表れた。
◇[危険な自殺シンドローム]
産業化による物質的繁栄と核家族化による自殺の増加は、どの国家でも共通的に現われる社会の病的現象。だが
専門家達は韓国社会での自殺率の増加は普通ではないと指摘している。
去る2003年に韓国社会を揺るがした『自殺シンドローム』は、年間自殺者数を1万人時代へと超えさせた主要原因と
指摘されている。特に財閥企業の会長や高位公務員など、社会の上層部や芸能人など有名人達の自殺は集団模倣の
自殺心理をそそのかした。
ソース:国民日報KUKIニュース(韓国語)
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