06/08/27 11:15:00
全人代の常務委員会が26日に発表したところによりますと、中国では、石炭や石油を燃やしてできる
大気汚染物質が2000年に比べて27%増えた結果、酸性雨が深刻となり、国土のおよそ3分の1の
土壌が汚染されたり農作物の品質が悪化するなどの影響が出ているとしています。この原因としては、
炭鉱が集中する東部の山西省で、680ある炭鉱のうち85%が二酸化窒素などを除去する設備をも
たず、排出基準を満たしているのは5%にすぎないという実例を指摘しています。また、水については、
全国の半数近い都市が汚水処理施設を備えておらず、主要な河川の半数が工業用水にも使えない
ほど汚染されているということです。特に長江中流にかかる世界最大級の三峡ダムの支流や黄河の
流域では、水の栄養分が過剰になり、生態系を破壊するおそれがあるとしています。中国が具体的な
数字を上げて環境汚染の実態を明らかにするのは異例なことで、中国政府の深刻な危機意識を反映
したものとみられています。
(ソースのリンク先に動画有り)
ソース:NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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