06/08/26 12:18:20 G9e4EJWA
え~と、ハングル板などで有名な本職であらせられる娜々志娑无ニムが有難いことに突っ込んでくださってるので、晒します。w
645 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:2006/08/26(土) 12:10:44 ID:LkeKB5aI
>>643-644
やれやれ。またサウラビ学者の寝言が始まったようでつな。
しかも今度は日本語の系統問題でつか。この問題は彼の
ようなズブの素人が口を差し挟めるような問題じゃないん
でつけどねぇ。私のような日本語学の研究者でさえも安易に
手を出すことは堅く戒められているほどなのに。彼の専門で
ある数学を例に出して言えば、連立方程式の解法も知らない
小学生がリーマンの予想に手を出すようなものでつよ。
・日本語の「~だけど」と慶尚道方言の「~ダケド」
あの~。日本語の「~だけど」は「~だけれども」が語形変化
を起こしたものなのでつが(汗)。「~だけれども」は更に断定
の助動詞「だ」と接続助詞「けれども」に品詞分解されまつが、
まず助動詞「だ」は古語の断定の助動詞「なり」の連用形「に」
に接続助詞「て」とラ変動詞「あり」が接続した「~にてあり」が
東日本方言においてデアリ→デア→ダと変化して生まれたもの
でつ。また、「けれども」は古語の打消推量の助動詞「まじ」の
已然形「まじけれ」と接続助詞「ども」が接続した「まじけれども」
が起源で、助動詞「まじ」が「まい」に変化するのに伴って一旦
マイケレドモに語形変化を起こし、更に「まい」が不変化型の
活用をする助動詞と認識されるようになって、遂には異分析
(本来の正しい文法解釈とは異なる解釈をすること。再解釈
とも)によってマイケレ-ドモがマイ-ケレドモと解釈された結果
生じたものでつ。金容雲が現代語の語形だけで比較しており、
それぞれの語の持つ固有の歴史(語史)については一切考慮
していないことが丸わかりでつね。