06/08/24 01:23:50 02lMsNU0
……アメリカの連邦政府が予算をくれないからだ。州の予算だけでは、教員の給料を出すのが精一杯。
これでは学校施設の維持すらままならん。そこである教師が考えたのが、
「学校施設に山ほどある壁に、企業の広告を打ってもらって広告費を稼ごう」
それは実行に移され、子供にアピールできて学業の邪魔にならないほぼ唯一の対象である食品会社が
これに飛びつき、次々とコカコーラやマクドの広告が打たれた。これで予算問題は解決。誰もがそう思った。
が、気がついてみると企業が「マーケティング用試供品」として持ち込んだジャンクフードのせいで、
生徒たちがみるみる肥りだした。真っ青になった州政府と教育委員会は、慌てて企業に「試供品」の全面撤去
を依頼した。が、企業側は風が吹いたほどにも動ぜず、「だったら広告を引き揚げますから、後の経営はご勝手に」
と言い切った。今さら広告費収入がなかったら学校は潰れる。仕方なく教育委員会は引きさがった。
企業にしてみれば、子供たちの食べ放題の量などたかが知れている。それよりも、子供の頃に慣れ親しんだ
味は、人は決して忘れない。だから卒業後は安定した顧客としてジャンクフードを喰らってくれる連中を
大量に青田買いしたわけだ。
企業は笑いが止まらんだろうが、この事実がアメリカ人の異様な肥満率を生み、また医療費を無駄に
高くしてる元凶でもある。しかし、連邦政府はそれでも教育に追加投資をしようとはしない。
恐ろしい話だよな。
で何が言いたいかっていうと、飯がまずいのは犯罪だ、ということだ……あれ？