06/08/23 22:37:07
安倍晋三官房長官は２３日、自民党総裁選で日中関係改善を目指すことを柱とした「戦略的アジア
外交」を提唱する方針を決めた。具体的には環境分野などで日中共同研究を進めるための機関・
交流基金創設が検討されている。また（１）中国やアジア各国の留学生受け入れ枠拡大（２）経済
連携協定（ＥＰＡ）締結交渉の加速化－なども挙げ、戦略性を前面に打ち出す。
総裁選では小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷却化した日中、日韓関係修復が外交の主要
争点となる。自民党内には首相の参拝を擁護する安倍氏に関係修復は困難との見方が根強く、
こうした懸念を除くのが狙いだ。
ただ、９月１日に発表する政権構想では「戦略的アジア外交」の原則論を示すにとどめ、人的交流
強化の必要性を指摘するにとどめる見通し。
ソース：共同通信社
URLﾘﾝｸ(flash24.kyodo.co.jp)