06/08/20 10:14:05
◆米国・中国・北朝鮮・日本に対する評価
盧大統領は米国の対北朝鮮政策について「極端だ」と表現したという。
そのために言葉が上手く伝わらないという旨の発言もした。だが一方で
盧大統領は「ブッシュ米大統領がわたしに好意を寄せているという話を
ある人から聞いた。そうならそうと、違うなら違うとはっきり言うところが
いいということらしい」とも話した。
北朝鮮については「融通が利かない」「非合理的だ」と評した。盧大統領
は「北朝鮮についての情報が不足しており、合理的な判断をしても裏切
られることが多い」と語った。またそのために米国と北朝鮮の板挟みに
なって苦しい状況だとも語った。
中国については、「（中朝）国境まで米国が来ることを望んでいない」と
述べたという。北朝鮮に危機的状況が発生した場合、米軍が北朝鮮に
進駐することに強い拒否感を持っているという意味だ。盧大統領はまた、
「北朝鮮有事の際、米中が韓国をさしおいて北朝鮮問題を処理する
可能性がある」と語ったという。これは北朝鮮情勢の急変時の「概念
計画5029」を念頭に置いた発言とみられる。
また日本については、ありもしない脅威をでっち上げているという旨の
発言をしたという。
◆マスコミのせいで…
盧大統領は戦時作戦統制権の問題について、「米国と合意ができて
初めて取り戻せるものなのに、一部の保守系マスコミが10年前とは
違う論理を持ち出して攻勢をかけ、問題が大きくなった」とし、戦時作戦
統制権を単独行使するようになっても戦争抑止力に問題はないと述べた。
さらに「李承晩（イ・スンマン）元大統領が韓国戦争（朝鮮戦争）当時、
国会の同意を得ずに（作戦統制権を米国に）渡したことは事実上憲法
違反だが、超法規的な統治行為として行ったものだ。（作戦統制権を）
取り戻せないのなら、むしろ憲法を改正しなければならない」とも述べた
という。
また盧大統領は「わたしが左派だというのなら、既存の路線からほんの
ちょっと左に傾くのも難しい。しかしマスコミはまるでヘリコプターのように、
わたしがちょっと左に傾けば機銃掃射のように左派を攻撃し、右に傾けば
右派を攻撃する」と述べたという。
ソース:朝鮮日報
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