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“歴史歪曲教科書1%超せないだろう，韓国の親日派清算作業印象深くて”
[インタビュー] 正林民雄 熊本教師訪問団長
URLﾘﾝｸ(image.ohmynews.com)
この度の教師訪問団を率いている正林民雄(56)氏を、独立記念館訪問後にインタビューをした。
彼は“つくる会で作った歴史歪曲教科書は採択率がそれほど高くはないだろうし、持続的な交流と
理解増進で真実となる歴史を正しく立てたい”と語った。
また彼は韓国の過去事清算作業に浅からぬ関心を見せ、“日本が過去事を正しく清算すること
が出来ず、今現在、右傾化の道を歩むようになったもの”だと言った。 次は正林民雄団長との
一問一答だ。
- 現在所属と担当している教科は ?
“現在は熊本県高等学校教職員組合の執行委院長(支部長)として派遣されて専任として勤務して
いるが、元の所属校は熊本商業高等学校で、政治経済科目を担当している。”
- 訪問団を率いて来た所感は ?
“私達訪問団所属の教師らは、去る1930年代40年代の時期に日本がやらかした行為に対して実際
に経験することができなかった世代だ。 この度の訪問を通して、直接目で見て耳で聞くようになって
意味が大きいと思う。 また此処に来てから分かった事ではあるが、今現在、韓国で繰り広げられて
いる過去の親日派達に対する清算作業が感銘深い。
日本では韓国に於けるのと同じ様に、過去の侵略行為をやらかした人たちに対する清算作業が
無かった為に、今現在、日本が右傾化の道を歩むようになり、終いには小泉首相が靖国参拝を強行
しても特に問題意識を持つことも出来なくなる結果をもたらしたのだ。”
- つくる会側で発行した歴史歪曲教科書が大きな問題を引き起こしている。 現在の日本での採択率
と熊本県の具体的状況はどうなのか？
“つくる会教科書は多分に大きな問題を持っている。 しかし東京を除外しては採択率がそれほども
高くないだろう。 つくる会側で当初10%以上を目標としたとは言うが、1%も超えるのは難しいだろう。
熊本県でも似たような状況だ。 8月末になれば教科書採択作業が全て終わるようになるのだが、
現在としてはつくる会幹部の知事達がいる一二ヶ所を除外すれば、ほとんど採択される可能性が無い。
しかし教科書は教師たちではなく、教育委員会で決定するものなので持続的に監視していく予定だ。”
- それでは予想外にこんなに採択率が低調な理由は何だと見るか？
“私たち熊本県の地域新聞にも歴史歪曲教科書採択阻止のための韓国の広告が載せられた。 また
日本内の良心的市民団体らの積極的な阻止活動も影響を及ぼしたのだろう。 私たち高教組でも、
各地域を回って阻止活動を行った。 しかし最も大きな要因は、ヨンサマ（韓流）であるのだ。（笑い）”
- 韓流の影響が大きかったという話なのか？
“そうだ。 韓流が人々に韓国に対する肯定的な考えを持つようにしたみたいだ。 私もドラマ <大長吟>
を見ながら韓国の飲食と医術に対してよく判るようになったし、結局はその文化が日本に伝来されたのだな
と言う思いもとてもした。
特に我が熊本県でだけ見ても、特別に歴史に対して悩もうとしない一般人達でさえ、韓国の観光客が
こんなに沢山行き来するのに彼らを刺激して良いことが何かあるのかという考えが大部分だ。
低い水準ではあるが、実際に大多数の一般人達の考えだ。”