06/08/18 04:46:05 株 BE:214028892-S★(110737)
今年上半期(1~6月)の覚せい剤の押収量は13.1キロで前年同期に比べ85.6%減り、
記録を取り始めた91年以降で最も少なかったことが警察庁のまとめで分かった。
警視庁などの捜査本部が5月に北朝鮮籍の貨物船を利用した覚せい剤数百キロの密輸事件を
摘発するなど、北朝鮮からの密輸ルートが壊滅状態になり、国内で出回る覚せい剤が
減少した影響と、警察庁はみている。
出回る量の減少で、覚せい剤の密売価格は高騰している。年間約487キロの押収量があった
03年ごろは、密売人同士の取引価格は1キロ200万~300万円だったが、最近は
800万~1000万円になった。末端価格も1グラム6万~6万5000円になったという。
価格高騰の影響で、密売現場では1回当たりの取引量を減らしたり、覚せい剤に
混ぜ物を入れて純度を下げ、見せかけの量を増やすことなどが行われている。
覚せい剤密輸事件では、上半期に8件7人を検挙。船舶による大がかりな密輸でなく、
航空機の手荷物や国際郵便を使って小口に分けて運ぶ手口が目立つ。3月には
中国からの航空貨物の即席めん内に紛れ込ませた覚せい剤1.1キロを成田空港で押収した。
上半期の覚せい剤事件の検挙人数は6319人で、前年同期に比べ102人減。
うち半数を超える3413人が暴力団構成員、準構成員だった。大麻事件でも
暴力団構成員ら379人が検挙され、全体の検挙人数1042人の4割近くを占め、
暴力団と薬物犯罪のかかわりの深さを示している。【遠山和彦】
毎日新聞 2006年8月18日 3時00分
ソース:
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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