06/08/11 21:45:50
終戦記念日が近づき、小泉純一郎首相の靖国神社参拝の有無や是非が論議されるなか、
歴史事実の検証上論争の多い南京事件をテーマにした中国・南京市の「南京大虐殺遭難
同胞記念館」の幹部らが来日し、東京や大阪の古書店や骨董(こっとう)店で当時の資料を
多数購入していたことが11日、わかった。中国では抗日関連記念館の新設・拡張ラッシュ
が続いているというが、そこまで反日感情を煽らなくてもいいと思うのだが…
来日したのは南京大虐殺遭難同胞記念館(中国名・侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念
館)の幹部ら。通訳やガイドら数人とともに5月末から6月初めにかけて東京、大阪の骨董
店や古書店を訪問した。
このうち、少なくとも大阪の骨董店では、日中戦争当時に日本軍の兵士が携行したとみら
れる軍用包帯のセットや手ぬぐい、缶入りノミ取り粉、慰問袋など約計2万5000円分を購
入した。
関係者は「日本軍の兵器は、国共内戦などに流用され、比較的残っているが、軍服や小
物は文化大革命時代などに生活用品として消耗し、ほとんど残っていない」と説明。今後も
展示品収集のために、定期的な来日を予定しているという。
中国では、昨年9月の「抗日戦争勝利記念日」以降、勝利60周年キャンペーンとして、政
府が資金援助し、関連の記念館の新設・拡張が相次いで行われている。南京大虐殺遭難
同胞記念館も増築され、「愛国主義教育」の核施設としての機能を担っているという。
同記念館のテーマとなっている南京事件は、日中戦争さなかの1937年、日本軍が南京
を占領した際に、中国軍の捕虜や市民を殺害するとともに略奪などを重ねたとされる。
中国側は犠牲者数を「30万人」と主張しているが、当時、中国軍には私服の「便衣兵(ゲ
リラ兵)」も含まれ、日本側からは否定的な研究結果や意見も多数あるため、事件について
徹底した検証を求める声も上がっている。
日本の識者らは「展示品とするなら、恣意(しい)的な説明が加えられないかが心配。最近、
日本で購入した資料であることを明示すべきで、いたずらに反日感情をあおったり、誤解を
招くような展示は避けてほしい」と話している。
▲ソース:ZAKZAK(日本語)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)