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文書によると、京都大には、01年12月、来日中の鄭教祖本人が訪れた。清水寺を見学し、湯豆腐にキムチを
入れて昼食をとった後、学生信者らとキャンパスを約30分歩いた。当時の信者リーダーが「京大生は心が固い」と
打ち明けると、鄭教祖は「そのほうがよい。(勧誘に)時間がかかったとしても、揺れない強い人になる」と説いた。
約20年前、集団が最初の拠点とした筑波大(茨城県つくば市)。鄭教祖側近の韓国人女性の留学先でもあり、
これまでに10人近い集団幹部を生み出した。鄭教祖自身も94年に来校している。学生は「純粋」で地方出身者が
多く、今春も学生宿舎への引っ越しを手伝うなどして約100人の新入生と「つながった」と報告している。
早稲田大(東京)は90年代後半に信者が倍増し、今も15人以上いるとされる。勧誘を担当する信者は、早大生を
「愛に飢えているのに人に頼れない」「決心したら絶対変わらない強さがある」と評価。「政治、経済などの分野で、
教祖を支える人が必ず出てくる」と期待を込める。
約8万人の学生を抱える日本大(同)では、99年に高知発祥の演舞「よさこい」の偽サークルを結成し、
男子学生らを入信させた。「(信者数が)日本一になる日も近いかもしれない」
「摂理」に食い込まれた各大学の担当者は、ショックを隠せない。京大は「わが校がそこまで狙われていたとは」
と驚く。筑波大は「信者とされる人物に確認のとりようがない」と困惑し、日大は偽サークルが非公認で
「実態把握は困難」と頭を抱える。東大、早大は事実確認ができないため、「ノーコメント」としている。
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