06/07/26 13:58:56
台鉄の女性専用車両にネット仲間たちが反発
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ネット仲間たち(*1)は、台鉄(*2)が設置した女性専用車両に不満を持っており、
ネット上では署名を集めて台鉄に撤廃を求める署名活動が起こり、
ある人は、女性専用車両の側のトイレを占拠するなどの方法による「反撃」を紹介している。
台鉄では、現在はまだ半年間の試行期間であって、来月末には今後常時設置するかどうかの
評価がなされることになると説明している。
台鉄では先月から女性専用車両を試験的に導入し、半年間の施行期間を予定している。
これに納得できない市民の廖さんは、台鉄にこの政策の廃止を求める署名を最近ネット上で始め、
このホームページは既に3,500人あまりの閲覧があり、署名した者も300人近くいるという。
廖さんは署名を始めるにあたり、次のようなコメントを出した。
「台鉄は女性専用車両を設置するのはセクハラ防止のためだと言っているが、
セクハラ防止法は単に女性を保護するためのものではなく、
女性専用車両の設置は、セクハラ防止法に違反している。
まして、警報ベルや監視カメラの設置などは、セクハラ防止の効果はあるだろうが、
男性を二等国民であるかのように扱い、同じ切符を買っているはずの男性の利益を
失わせている。」
また市民の評判では、女性専用車両の試験導入以降、予防効果はまだ表れていないという。
罰則がないことからしょっちゅう男性が誤って入り込み、台鉄の職員も無理にこれを
引き離す術がないという。
このほか、女性専用車両の位置が列車によってバラバラで、
全ての乗客に混乱を与えているという。
台鉄が女性専用車両を設置するかどうかについて、最近はネット上で議論が盛り上がっている。
賛成反対の双方とも最初は理性的な討論だが、次第に感情的な発言になっている。
支持者は、相手が言い争いになりがちだと批評し、もう一方は「まず鏡で自分を見ろ」と返す。
さらには男性の仲間に女性専用車両に入っていくよう要求する者までいる。
★ ソースは、自由電子報 [台湾] とか。
URLリンク(www.libertytimes.com.tw) (中国語・繁体字)
(*1) 原文「網友」の直訳。なーんか「ネチズン」て好きじゃないので。
(*2) 台湾鉄路管理局の略称。日本でいうとかつての国鉄にあたる。
URLリンク(ja.wikipedia.org) (Wikipedia)