06/08/15 18:15:50 BB/oHm4Y
米英との合作で「レイプ・オブ・ナンキン」を映画化 - 中国
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【北京/中国 15日 AFP】
新華社通信(Xinhua)は14日、「レイプ・オブ・ナンキン(the Rape of Nanking)」の
映画化計画が進んでいると報じた。
映画は、1937年の日本軍による中国の一般市民虐殺を描いた中国系米国人、故アイリス・チャン氏
によるノン・フィクション、「レイプ・オブ・ナンキン:忘れられたもう1つのホロコースト
(The Rape of Nangking: The Forgotten Holocaust of World War II)」を脚色したものだという。
中米英の共同制作で、中国版「シンドラーのリスト(Schindler's List)」ともいえる内容。
1993年の米国映画「シンドラーのリスト」を監督したスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)氏は、
この映画でアカデミー監督賞を受賞した。投資者らは、中国人女優チャン・ツィイー(Zhang Ziyi)や
マレーシア人女優のミシェール・ヨー(Michelle Yeoh)の起用を希望している。
内容は、1937年12月、当時の国民政府の首都、南京を日本軍が攻略した際に行われた
殺戮行為を描くものとなるという。中国の歴史家によると、一週間にわたる無差別殺戮での死者は
30万人に上るとみられる。
映画制作の報道があった翌15日は日本の終戦記念日にあたり、
報道は小泉純一郎首相が靖国神社を参拝する懸念が高まる中で行われた。
同神社にはA級戦犯14人を含む戦死者が祀られている。
写真は著者の故アイリス・チャン氏。36歳の若さで、銃で頭を撃ち、自殺したとみられている。(c)AFP