06/07/24 23:24:55
日本軍による1937年南京大虐殺当時、中国人25万名の命を救った「中国版オスカ
ー・シンドラー」ジョン・ラーベの話が映画になる。
英日刊紙インディペンデント・インターネット版は24日、最近の中国と日本が外交的に
冷え切った関係の中で再評価されてきたドイツ人、ラーベの行績がハリウッドで映画とし
て製作されると報じた。
大虐殺当時シーメンス社の職員で南京に勤めていたラーベは現地の外国人宣教師、ビジネ
スマン、学者の集まりを率いて「国際安全地帯」を作り、そこに25万名余を避難させる
ことに主導的な役目を果たした人物だ。
当時、赤十字旗が描かれたベッドのシーツで壁を取り囲んだ安全地帯の中にいた人々は、
命を拾ったが、外にいた30万名は日本軍の犠牲になったとこの新聞は伝えた。ナチ党員
だったラーベは当時、日本とドイツの同盟関係を利用、日本軍兵士に自分のナチ腕章を振
って見せたことで危機を兔れたともある。
南京大虐殺に先立ってその年の8月、日本の空襲が始まると自宅の前庭に待避所を作って
爆撃を避けるためにこちらを大型ナチス旗で覆った。このような善行でラーベは、今も南
京住民たちに「生きている仏陀(活仏)」と仰ぎ敬われている、と同紙は付け加えた。
特に彼が38年、強制で南京を発つことになると、3千人の女性が道端にひざまずいて座
り、感謝を表したことと知られている。ラーベは、1、200ページに達する日記を通じ
て南京大虐殺当時の日本軍の蛮行をいきいきと告発した。この日記は97年出版された。
ラーベは中国にいる知人たちの助けで生活するうち、脳卒中で50年に死亡した。シーメ
ンスの助けを借りてラーベの家を記念館として構えて来た南京大はこれを来月開館する予定だ。
ソース:‘中国版シンドラーリスト’映画で作る
URLリンク(news.khan.co.kr)
該当英語記事: War and an unlikely hero: Schindler of Nanjing
URLリンク(news.independent.co.uk)
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