06/07/22 01:10:32
北朝鮮事態を契機として日本が軍国主義的性向を強化しようとする動きを見せています。
日本の立命館大学コリア研究センターのセンター長である徐勝(ソスン)教授が、日本の
軍国主義復活の動きを批判する文を<オーマイニュース>に送ってきたので全文を掲載し
ます。(訳注:ここでは一部抜粋)
(中略:北朝鮮ミサイルの説明。一部を>>2-5あたりに掲載)
私は日本が東海を『日本海』と表記する問題に対して非合理性を感じながらも、あまり大
切な問題とは思わなかった。しかし今度の騷動を通じて私の講義を受講する学生たちが日
本から遠いロシア沿海州沖合に落ちたのを、北朝鮮ミサイルが日本海すなわち日本領海に
落ちたと認識していることが分かって驚愕を禁じえなかった。世界のメディアも今度の落
下地点を「日本海」と報道して、このような「誤解」を増幅させたと言える。地域名称を
直さなければならないだろう。
しかし、何より衝撃を受けたことは、日本が国連憲章7章を持って北朝鮮を責める主客転
倒だった。原点に帰れば、第二次大戦で五千万名の生命を奪い、おびただしい破壊と殺傷
をもたらしたナチスと日本ミリタリズムの復活を許容しないために国連が結成された。国
連憲章の目的として規定された平和は抽象的な規定ではなく、まさにファシストの蠢動を
徹底的に防ぎ止めようという主旨だった。
国連憲章53条と107条に規定されたところの「敵国」は主に日本とドイツを指称し、
両国が国連憲章に違反する場合、国連の構成国は国連決議に拘束されずに無条件に軍事制
裁を課すことができるとしている。その条項がまだ生きているのに、そんな戦犯国が異な
る国を制裁すると叫んでいる。
先制攻撃をすると大きな声を聞くと、日帝の植民地支配を受けた我が国が第二次大戦後に
むしろ軍事占領下で戦犯国の扱いを受けて、戦犯国日本がアメリカの寛大な占領政策を
楽しんだ苦々しい歴史的な本末転倒が蘇る。
(中略:ドイツに比べ日本は・・と靖国神社は戦争美化という内容)
東アジアの平和に日本は何の寄与をしたのか?近代以後日本はいつも勝者の方に止まって
東アジアの多くの民族を抑圧して来た。今日に至って、戦争の惨禍が何かも知らない日本
の軍事冒険主義者の手に私たちの同胞の運命を任せることはできない。まだ敗戦の教訓を
得ることができない日本の好戦性の根を絶つことこそ東アジアの平和の絶対的前提条件だ。
(後略:反靖国運動の紹介)
ソース:ohmynews(韓国語)<北朝鮮ミサイルよりも靖国が問題だ>
URLリンク(www.ohmynews.com)
URLリンク(image.ohmynews.com)
▲徐勝日本立命館大教授。
別訳:北朝鮮ミサイルよりも靖国が問題だ (全文)
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