06/07/15 13:37:51 LjxSn5Bj
岡崎研究所と、上海国際問題研究所の会議を終えて帰宅した。
今回の会議は、例年11月以降に行っているにもかかわらず、急遽上海側からの要望で、
半年前倒しにしたのであるが、たまたま北朝鮮のミサイル事案が発生したので、
ある意味でわが方にとっては絶好の機会でもあった。
会議は、日中間の諸問題について討論したのだが、食事中や休憩中、
時たま質問時間中に交わされた会話から、中国側の今回の事案についての「苦悩」が垣間見えた。
建前は、北朝鮮を支持しなければならないが、国際情勢はそれを許すまい。
中国までも「テロ支援国家」かと疑われる。
ある参加者が、「中国が『反対票』を投ずることを、米国は望んでいるのであって、
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この事案を旨く使って中国を国際的孤立に追い込む算段では?」と言うと、
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わが方の参加者は皆うなずいたが中国側の表情は硬かった。
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軍事評論家佐藤守のブログ7月10日より
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