06/05/29 22:27:41
青島(チンタオ)膠州市高家村に進出した30余の韓国メッキ会社は、この2月から使ってもいない
電気代を前払いで出している。韓国企業の朴某社長はこれに抗議しているさなか、自治体役人らに暴
行されて病院に入院した。
高家村の過激な対応にも理由があった。1ヶ月前、韓国メッキ会社A社の社長が職員たちの5ケ月分
給与と資材費、数ヶ月分の電気代を踏み倒して「夜逃げ」したからだ。A社の未払い賃金と電気代を
すべて高家村が弁償した。
経営難に陥った韓国企業代表が職員たちの数ヶ月の賃金と借金・資材費・各種公課金など巨額を踏み
倒して逃げだす事例が少なくない。最近こんな事例が青島衛星都市である即墨市だけで10余件、膠
南市は5件にのぼる。この1月には代表が逃げだした企業等の中国労動者たちが青島市庁舍の前で未
払い賃金支給を要求してデモを起こした。
青島中小企業支援センターのイ・ソングク所長は「青島外国企業の中で韓国企業のイメージが一番良
くない」と雰囲気を伝えた。特にかなり多くの韓国企業などは税金と社保加入と関連した慣行を守ら
ない不法事例が多かった。何年か前までは外資誘致のために、不法を知りながらも知らん振りをした
中国政府は、最近になっては厳格に法を適用し始めた。
膠州市国税局はこの4月、年間検査を受けるために韓国企業が提出した財務諸表を大量に返却した。
ヨーロッパやアメリカ・シンガポール・日系企業に比べて赤字申告の割合がとても高く、養老保険に
加入しない職員たちがあまりにも多いという理由だった。
青島市役所のある関係者は「この16日、税務局会議があったが、韓国企業があまり問題が多いとい
う指摘があった」と言った。この関係者に従えば2004年青島市の外資企業総税収は49億元(約
5880億ウォン)なのに、韓国企業からの税収は8億元(約960億ウォン)に過ぎなかった。外
資企業の中で韓国企業の占める比重は70%なのに、税収は16%にとどまった。青島衛星都市で投
資誘致業務を担当する一公務員は「青島のルームサロンとゴルフ場に一番多いのが韓国人なのに、税
金納付実績はむちゃくちゃだ」と言った。
中国政府だけではなく、労動者たちも韓国企業等の慣行に反旗をあげ始めた。チャック業者であるY
社退職勤労者150人は在職期間中の会社が負担しなければならない社会保険料を一括支給してくれ
と今年初、訴訟を申し立てた。労働者らは一時、社長室まで詰め寄って占拠の座り込みまでした。結
局この業者は裁判所の仲裁うけて1999年度から溯及して支給するしかなかった。韓国業社のこん
な弱点を利用して退職勤労者たちをけしかけて社会保険料請求訴訟を申し立てるようにするブローカ
ー型弁護士まで登場した。
青島韓国総領事館のパク・ファンソン領事は「中国政府の政策が労動者権益を強化する方に変わって
いるだけではなく、労動者自ら権利意識が目覚めている」「韓国企業がこのような変化に早く対応し
て、中国法をまともに守らなければ大きな被害を被るかもしれない」と言った。
ソース:朝鮮日報(韓国語)<経営難経験して脱税・滞賃に夜逃げまで>
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