06/05/02 23:54:12
韓国とベトナムの間で14年間蓄積してきた友好関係に「赤い火」がともった。問題の
発端は朝鮮日報のベトナム女性国際結婚に関する報道だ。最近、勢いに乗っているベトナ
ムでの韓流熱風もこれにより「傷」を受ける恐れが増大している雰囲気だ。
4月21日付け朝鮮日報は「ベトナム女性たちの希望の地、コリアへ」と言うタイトルで
ベトナム女性結婚問題を報道して、ベトナム女性を蔑視するような写真と記事を載せた
(写真参照)。この記事が出るとベトナム政府はもちろん学界と女性団体、言論界などか
ら抗議が炎のようにあがった。ついにベトナム政府も韓国の公館関係者を呼んで真相を問い
詰めるなど、ベトナムのほとんどすべての社会・女性団体が朝鮮日報に対して公式謝罪を
要求するなど、波紋はおさまらない。(中略:状況説明で内容は関連スレ参照)
当然ベトナム社会の荒い「抗議の波」は朝鮮日報次元を越して外交問題まで波及した。
ベトナム現地の厳しい世論の矛先が韓国政府にも及び、公館としてもある種の措置が必要
だった。しかし今回の不祥事の当事者である朝鮮日報は事件の最初の段階から強く要求さ
れた「謝罪措置」をしなかった。韓国大使館は朝鮮日報側と接触、ベトナムの怒りが全国
的に拡散している現況を伝えた。そして謝罪文など要求事項を伝えて早急な措置を依頼し
た。しかし朝鮮日報は何の措置もとらなかった。
問題が徐々に拡がる兆しが見えた時点で、初めて該当記者は「記事の企画意図とは違うよ
うな誤解が発生して、ベトナム国民に心配をかけた点に対して謝罪申し上げる」と'個人
的な謝罪'の意を伝え、「ベトナム女性を蔑視する意図はなかった」と説明した。一応大
使館は該当記者の謝罪メモをベトナム語に翻訳、現地報道会社に配布して急いで消火に勤
めた。該当記者次元の謝罪は受け入れられなかったが、さまざまな理由をもって説得した。
国家イメージ問題が緊急の課題だったからだ。(中略)
ベトナムのように自尊心が強い国に対する記事を企画する時は、その国の国民性と歴史性、
特殊状況、生活様式など諸般の要素に対する理解が先に要求される。ベトナムは韓国新聞
の記事なら政府の立場と同一視するきらいがある。このことが時々事態の解決を難しくす
る。自然に生成された私たちの好きな国家イメージがベトナムに無理なく拡散することが
できたはずだという考えが及べば今度'朝鮮一路事態'は本当に惜しい。ベトナムは朝鮮日
報本社次元のベトナム国民に対する公式謝罪を待っている。
ソース:国政ブリーフィング(韓国語)を抄訳<「朝鮮日報,ベトナム女性蔑視」現地世論激昂
「金持ち新聞は貧しい国の国民人権無視しても良いのか」抗議相次いで>
URLリンク(news.go.kr)
写真:URLリンク(news.go.kr)
(朝鮮日報 4月 21日付け記事.)
URLリンク(news.go.kr)
(労動日報 4月27日付けに載せられた広報官謝罪表明会見記事)
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