06/04/18 15:57:25
子どもから大人まで、中共政権の人命軽視政策の犠牲者
広東省佛山のレストランで人間の乳児や胎児をダシに使ったスープが販売されていたことが明るみに出た。
ダシに使われているのはほとんどが女児であることから、これは「一人っ子政策」の弊害であると考えられている。
この弊害をもたらした「一人っ子政策」、そしてこのようなスープを販売するレストランの経営者や、
そのスープを食べに来る客たちに人命軽視という人間性の堕落をもたらした中国共産党の思想教育に
非難の声が挙がっている。
・一人っ子政策の犠牲者
三年前、広東省佛山のあるレストランが「赤ちゃんスープ」というメニューを出していた。これは赤ちゃん向けの
スープではなく、乳児や胎児を煮て作ったスープである。値段は一杯3500元から4000元。調理されているのは
ほとんど女児である。農村部では昔から男児の方が好まれる傾向が強く、さらに「子は一人まで」とする産児制限が
実施されたため、生まれた子が女児と分かると、貧しさや男児欲しさからその子を売ったり、捨てたりしてしまう人たちが
後を絶たない。こうした乳児や胎児は中共政権の政策の犠牲者であると言える。
・乳児で暴利を貪る中国国営の孤児院
乳児に対する人間性の欠如は、これだけに留まらない。中国の女児は商品として扱われている。
中国国営の孤児院が乳児を販売し、暴利を貪っていた事件がこのほど暴露された。アメリカの夫婦が養子にした子どもは
中国の犯罪グループが誘拐して売った乳児の可能性があると米紙ワシントンポストが報道した。
同紙によると、2004年7月、広東省で女児が誘拐された。見知らぬ人が白いワゴン車から飛び降り、
生後一年4ヶ月の費梅ちゃんを8歳のいとこの手から奪って逃げた。費梅ちゃんの両親が警察に通報したところ、
警察は同日の夜に同じ強奪事件が別の場所でも発生したという。
この事件の真相は、湖南省で児童を売買していた犯罪組織が警察に検挙されてから、はじめて明るみに出た。
ワシントンポストの取材によると、この組織は27人から成り、2002年から広東省で1000人以上の子供を誘拐し、
一人当たり400~538米ドルで湖南省孤児院に売却していた。
これらの誘拐された子供たちは孤児院から外国人に販売されている。中国の孤児を引き取ったことのあるアメリカ人によると、
孤児一人あたりおよそ2万5千から3万米ドルの費用がかかったという。誘拐犯が持ち込んだ子供に600米ドルを支払い、
養子縁組を希望する人に2万5千米ドルで「売却」することによって、孤児院は子供一人あたり2万4千4百米ドル(約270万円)を
手にすることになる。
湖南省衡陽の役人は、この事件に関するワシントンポストの取材を拒否した。同様に北京にある中国孤児事務センター
(China Center of Adoption Affairs,CCAA)もワシントンポストのインタビューを拒んだ。内情を知る人は
「湖南省の孤児交易センターは衡陽県孤児院である。すべての孤児院は皆国営なので、この事件の調査は
ここまでしかできない」と言った。役人のインタビュー拒否は、この犯罪に孤児院も加担していることを示唆している。
以下略ソースにて確認ください
URLリンク(www.epochtimes.jp)