06/04/16 19:14:00
平和憲法尊さ訴え あす酒田で講演会
中国東北部で旧日本軍が住民約3千人を虐殺したとされる「平頂山事件」や朝鮮半島
からの引き揚げを体験した酒田市の元高校教師池田昭二さん(79)の講演会「暗黒時代
を繰り返させるな」が16日午後1時半から、酒田市勤労者福祉センターで開かれる。
池田さんは、父親が南満州鉄道社員だったため、旧満州の撫順市で生まれ、5歳の時に
平頂山事件に遭遇した。旧日本軍が撫順炭鉱の襲撃に炭鉱労働者が関与したとして、
平頂山村の住民らを虐殺したとされる。池田さんはその夜、母親に手を引かれて市
中心部の知人宅に避難したことを覚えている。
日中戦争の真っただ中で成長し、旧制撫順中学校から、日本統治時代のソウルで京城
鉱山専門学校に進んだ。勤労動員先の北朝鮮の城津市で敗戦を迎え、日本人への
略奪や放火が相次ぐ中、4カ月かかって釜山にたどり着いた。命からがら日本に引き揚げた。
池田さんは「城津から釜山まで一緒に逃げた6人のうち2人が殺された。戦争とはいか
に愚かで残虐か。生きているうちに伝えたい」という。戦後の日本の平和は「憲法のおか
げだ」とし、平和憲法の尊さを訴える。
池田さんは「鳥海山の自然を守る会」会長として、コクドのスキー場建設計画を撤回させ
る運動などにも取り組んだ。
ソース:朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)