【日中】「首相靖国参拝は中国人の感情を傷つる」という批判を謙虚に受け止め、国交正常化の原点に戻ろう[3/27]at NEWS4PLUS
【日中】「首相靖国参拝は中国人の感情を傷つる」という批判を謙虚に受け止め、国交正常化の原点に戻ろう[3/27] - 暇つぶし2ch1:ポリリーナφ ★
06/03/27 17:40:39
日中関係/国交正常化の原点に戻ろう

中国は「ポスト小泉」に照準を合わせた対日戦略構築に乗り出した。首相の靖国
参拝が続くことを視野に入れ、パイプの再構築を政治以外に求めている。それで
は、「政冷」固定を容認するメッセージを日本側に送ることにならないか。現状
打開に消極的な姿勢は残念だ。

中国の全国人民代表大会閉幕後に行われる恒例の首相記者会見。温家宝氏
は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で冷え切った日中関係の改善に向け
(1)政府間の戦略対話の継続(2)民間交流の強化(3)経済・貿易関係の発展-
の3項目を提案した。

昨年は小泉首相の靖国参拝には直接言及しなかったが、今年は「靖国問題が
解決しない限り順調な発展は困難」と批判。「首脳交流」には触れず、「促進に
向けた条件づくり」を提案した昨年から大きく後退した。

戦略対話といっても高級事務レベルの定期協議だ。外交官同士の信頼醸成も
経済人ら民間交流の拡大も、友好の基盤を強化する。だが、両国関係をダイナ
ミックに発展させるには政治関係の緊密化が欠かせない。

13億の巨大人口を抱える中国は、経済の高成長を維持しなければならない。
増加一方の資源消費に食糧需要、悪化する環境は今や世界に影響を及ぼす
課題となっている。

猶予のならない状況を改善するには、隣国日本の技術と協力が必要だ。首脳
交流を再開し、その道筋をつけることこそ対日戦略の要にすべきだろう。

温首相は、関係悪化の責任は日本の指導者にあり、中国と日本国民にはないと
言明。一方で「日中間の友好発展は、断固とした外交方針だ」と強調した。日中
国交が正常化された1972年、周恩来首相と田中角栄首相のやりとりを想起さ
せる。

周首相は、戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、中国人民だけでなく
日本国民も犠牲者と語った。その言葉が温首相の念頭にあったとしたら、交渉
の経過も思い出してほしい。

両首相は、「アジア・世界のため、小異を捨てて、大同につく」認識で一致。
周首相は賠償請求の放棄を約束し、田中首相は台湾との調整や与党内の
反対など困難な問題を抱えながらも一気に国内をまとめた。

両国は今こそ、国交正常化の精神を確認し、冷静に考えるときだろう。中国は
大局的な対日政策を打ち出してもらいたい。日本は、「A級戦犯が合祀(ごうし)
された靖国を首相が参拝することは、中国人の感情を傷つけ、侵略戦争を反省
していないということ」という批判を謙虚に受け止める必要がある。

感情的対立にまでこじれた関係を立て直すには、首脳同士の決断がカギを握る。
まず、首脳の相互訪問再開をともに最優先政策にすべきだ。

ソース:河北新報
URLリンク(www.kahoku.co.jp)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch