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八幡信仰
八幡系の神社は稲荷社についで多く,その数は全国に2万ともいわれる。その起源は大分県宇佐市の宇佐神宮にある。神格の起源については不明な点が多いが,もとはこの地の土俗的な神だったと思われる。
本来の神格については,海神,鍛冶神,渡来系の秦氏の氏神など諸説がある。
豊前北部のヤハタ神と南部のヒメ神の信仰が融合したとも考えれている。
宇佐神の祭祀集団は中国・朝鮮とのつながりも持っていたらしく,道教系の医術をよくし,天皇の治療にもしばしば当たった。
『古事記』などの伝えるところでは,朝鮮半島への遠征をうながす住吉三神の神託が神功皇后に下ったが,
仲哀天皇はその託宣を疑ったため,神の怒りに触れ,神事の最中に急死した。
神功皇后は神託に従って朝鮮に遠征し,新羅を服属させた。新羅王を馬飼いとし,百済国には食料備蓄基地を置いた。
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