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女子フェンシング代表選手、整形手術受け選手生命の危機
「整形手術波紋」以来、携帯電話も切っていたナム・ヒョンヒ(25)とようやく連絡が取れた。彼女は泣き続けた。
「今まで個人的な時間がほとんどありませんでした。ひとつの大会が終わると、すぐ次の大会に向けて訓練に入らなければないし。
もう一回だけ先に延ばそう、もう一回だけ我慢しよう、そう思いながらも時間ができなくて....」
昨年10月、女子フェンシング世界選手権団体戦の決勝戦で、韓国に史上初めての金メダルをもたらしたナム・ヒョンヒ。
1m55の小柄な身で世界を制し、2005年韓国国内10大スポーツニュースを飾った代表チームのエース剣士だ。
だが、この女剣客には大きなコンプレックスがひとつあった。
「鏡を見るたびに、顔がとてもほっそりしているのが嫌でした。
もう少し肉がついたらいいのにという願いが、いつも心の片隅にありました。
手術後も早く回復すると聞いて....。いずれにしたって、私の責任です」
ナム・ヒョンヒは先月半ばに頬に脂肪を移植する整形手術を受けたが、術後回復が遅れて代表チームの練習に支障をきたした。
このことが後に発覚し、協会側が激怒。公式報告もなく、訓練への支障が予想される状況で手術を受けたためだ。
6日に開かれるフェンシング協会理事会の結果次第では、ナム・ヒョンヒは代表チーム脱落、
あるいは選手資格停止の重懲戒を受ける可能性もある。
協会幹部は「整形自体よりも、訓練期間中に報告を怠って自分勝手に行動した点がもっと問題」と話した。
「それ以上の手術をしたとしても問題はない。でも、国家予算で支援を受けている代表チームの訓練期間ですよ。
自分の自由時間を活用すべきでしょう。他の選手たちはどう思うでしょうか」
しかし、ナム・ヒョンヒも言い分が山ほどあるようだ。昨年、フェンシング代表チームの強化訓練は2月から12月まで行われた。
つまり、事実上、1年中合宿所のある泰陵で暮らしたというわけだ。
選手らにとって、泰陵は「家門の栄光」であるとともに、「格子のない刑務所」と同じだ。
ナム・ヒョンヒとしても、回復に最低2~3週間かかる手術の話を持ち出すことは思いもよらなかったはずだ。
もちろん、原則通りならばナム・ヒョンヒは重懲戒を受けても文句は言えない。
報告不履行はもちろん、代表チームの練習が支障をきたしたことも明らかだからだ。
だが、もし彼女が「かくかくしかじか理由で整形したい」と言って休暇を願い出ていたら、
果たして受け入れてもらえただろうか。
また、まだ20代半ばの女性がそんな問題を公式ルートで報告するということは、果たして穏当なことだろうか。
「新世代の代表選手」に対する管理要領も変わるべき時期を迎えている。
軍でも新世代将兵の新たな欲求を満足させるために、食堂を変え、内務班を改造し、衛星TVを導入した。
新世代の代表選手らにも言いにくい悩みに耳を傾けてあげる必要がある。
狭くはフェンシング協会、広くはスポーツ界全体が規律を強調するのと同様に、
新しい世代の多様な悩みを理解するために努力していたならば、このようなことは起きなかったはずだ。
キム・ドンソク スポーツ部企画取材チーム長
朝鮮日報
URLリンク(japanese.chosun.com)
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