05/12/27 15:35:33
「韓国の第2の都市は?」「韓国の大統領の名前を書きなさい」
韓国の小学校の試験問題ではない。今月20日、ロシアとフィンランド国境にあるフィンランド国境検問所、
国境守備隊員たちが、ロシアから列車や自動車の便で到着した入国者たちのパスポート審査に乗り出した。
入国者のほとんどはロシア人だが、韓国人も何人かいた。
国境守備隊員たちが、ロシア人のパスポートをまとめて回収した後、韓国パスポート所持者たちを対象に
突然A4判の紙を配った。紙は「漢拏山はどこに位置するか」「朴贊浩(パク・チャンホ)は何の選手か」など、
ハングルで書かれた20の質問項目が書かれたテスト用紙だった。
全て一問一答式。いわゆる韓国人確認テストだ。列車に乗って入国する場合は客室でテストを受けさせ、
バスに乗って入国する場合は別途に呼ばれてテストを受けさせる。テストは比較的に自由に受けるように配慮する。
フィンランドが、国境の検問所で実施する韓国人確認テストは、偽造パスポート所持者を摘発するためだ。
中国人を含む東洋人たちが、偽造韓国パスポートを使って入国するケースが増え、これらの不法滞在が
ヨーロッパ連合(EU)に拡大したため、昨年から導入した。中国人などが偽造韓国パスポートを好む理由は、
韓国人の場合EU加盟国への出入国手続きも簡単であり、ヨーロッパ全域を自由に移動することができるためだ。
フィンランドがEU加盟国であるだけでなく、韓国と無ビザ協定を締結している国であるため、パスポートさえ
提示すれば入国が可能だろうと考えていた韓国人旅行客は、まったく予想できない雰囲気に戸惑いを覚えるしかない。
国境守備隊員は、「ハングルを書けなかったり、1問題も当てることができない場合、現場で身分照会をする」とし、
「ここで摘発される者のうち偽造韓国パスポートの所持者がもっとも多い」と述べた。
ロシアと国境を面している国家での韓国人確認テストは、かつてソ連連邦の国であり、バルト海沿岸3国の
一つであるエストニアで最初に導入された。エストニアもロシアと国境を接しているうえ、ロシア観光地である
サンクトペテルブルクから自動車や列車でわずか3~4時間で到着できる位置にあり、韓国人観光客たちが
ヨーロッパに立ち寄る最適のコースだ。
エストニアは2002年からA4判の大きさのテスト用紙を配って、韓国人確認テストを行なうことにした。
エストニアの韓国人確認試験は、通常4つの問題からなり、1問題当たりに4つの選択肢がある。
>>1-5あたりに続く