05/12/27 13:52:53 BE:254477186-
汪道涵氏が亡くなった。数年前上海でお会いし、長時間台湾問題を中心に話しを聞くことが出来た。
自分たちの世代が健在のうちに台湾との関係に見通しをつけたいと強い意欲を持っておられた。
汪氏は元上海市長として江沢民前総書記を抜擢し、大きな影響力を持ち続けた政治家であった。
海峡問題の台湾側の責任者であった辜振甫氏も今年始めに亡くなられた。
辜振甫氏とも日本でお会いしたことがある。
両氏から話を聞いて、いろいろな局面があろうとも中国と台湾が
本格的な武力衝突をするような事態はなんとしても避けたいとの強い意思を感じた。
中台問題は、長い時間をかけることをいとわない
中国人の懐の深い考えに一次的には任せていけばよいと思う。
日本とは台湾を併合した歴史があり、
台湾問題には強い関心を持つことは必要だが、軍事面などの関与は避けるべきだ。
菅直人今日の一言2005-12-26
URLリンク(www.n-kan.jp)