05/12/16 08:13:05
黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授は15日、ミズメディ病院の盧聖一(ノ・ソンイル)理事長の「ヒト胚性幹細胞(ES細胞)は存在しないようだ」という発言が明らかになった直後、
本紙との電話インタビューを行った。沈んだ声だった。
-盧理事長の発言に対する釈明は?
「私の言葉を正確に国民に伝えて欲しい」
-ES細胞の存在自体が疑われる状況になっているが。
「はっきりしているのは、盧聖一理事長が私のところに来て、『昨日(14日)米ピッツバーグ大学のジェラルド・シャッテン教授チームに派遣中のキム・ソンジョン博士が、
10月に発表した「Biology of reproduction」という論文を取り消してきた』(キム・ソンジョン博士がBORに発表した写真ねつ造疑惑のある論文‐編集者注)と話したこと。
盧理事長が『何か問題があるのか』と聞いたので、今のところは分からないと答えただけ」
-その問題についてどのように考えるか。
「一部問題がある可能性もある。写真自体はパク博士が写したものだが、写真に何らかのミスがあったのは確実だ」
-それならばES細胞自体がないという意味か?
「幹細胞はまだ凍結の過程にあるものが多い。一部は培養中で、まだ培養を始めていないものも多い。もう少し待ってから細胞を培養し、検査すべきなのに、その過程に一部問題があるのは事実だ。まず写真に問題がある」
-盧理事長は「ES細胞は存在しないようだ」とし、サイエンスの論文撤回を言及しているが・・・
「盧理事長がサイエンスの論文から名前を外して欲しいと要求してきたのは事実だ。私は(盧理事長が論文から名前を外す状況になれば)「その時は一緒に外そう。まだ検査する部分がたくさん残っていると話した。盧理事長に軽挙妄動せず、待って欲しいと話した」
-それでも釈然としない部分が多いが。
「まだ究明されていない部分が多い。ソウル大学で調査が進められているので、落ち着いて結果を待ち、独自調査もする。深刻であれば皆一緒に何らかの措置を取る必要があるようだ」
-最後に聞く。ES細胞はあるのか?
「もちろんある。今日はここまで」
ソース:朝鮮日報
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