05/11/20 10:13:08
>>1の記事の続き
靖国神社の隣には「遊就館」という軍事博物館が開設されており、そのウェブサイトによると
「近代国家成立のため、わが国の自由自衛のため、さらに世界史的にみれば、皮膚の色とは
関係のない自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった多くの戦いがあった」として、
過去の戦争の多くは不可避だったとの立場を取っている。
一発のピストルも撃っていない
また会見では、韓国メディアの記者が、靖国参拝は電波で全世界に放送されるうえ多くの
随行員もいると指摘し、私的と言えるのかと質問した。
首相は、「首相である小泉純一郎が1人の国民として参拝している」と述べたうえで、
参拝は戦没者追悼と不戦の誓いのためだと説明。日本は戦後60 年間一切戦争をせず、
人道復興支援のために海外に行く自衛隊も「1発のピストルも撃っていない。1人の人間も
殺していない」と語った。
また「私は他の国会議員と一緒に参拝したことは一度もない。行くときはいつも私1人。
同僚を誘ったこともない」と強調。首相の立場上、警備やマスメディアは靖国参拝に限らず
同行すると述べた。
首相の任期である06年9月までに中国や韓国と関係改善を図れるのかとの日本メディアの
質問には「私は日中、日韓友好論者」と強調。両国とは、貿易、経済、人的交流、文化、芸術、
スポーツなどの面で交流が拡大していると述べ、「短期的に一つの問題で意見の相違があった
としても、中長期的にみて両国関係を悪化させないような方向にもっていく努力は今後とも
していなければならないし、お互い時間が経てば理解されると思っている」と力説した。
靖国神社にはA級戦犯が合祀されていることから、中国や韓国からは首相の参拝は
侵略戦争を美化するものだなどとして、根強い批判が続いている。
以上