05/11/07 14:52:44
日本の牛丼チェーン最大手「吉野家」には「豚キムチ丼」というメニューがある。値段は380円。
キムチののらない一般の豚丼(並)は330円。丼の上にほんの気持ち程度のせられたキムチが50円
(450ウォン)の役割を果たす。
最近、日本のほとんどのレストランではキムチを伴ったメニューが見られる。突き出しとして出される
サービスメニューではなく、値段の付けられた正式メニューだ。普段キムチを食べるためには、600円
そこそこのメニューを注文しなければならない。
極一部のレストランを除けば、日本国内の韓国料理屋もキムチメニューを別売りする。
「牛肉1人前1000円、キムチ600円」というレシートを目にした時は、なんだか詐欺にあったような気持ちにさえなった。
「キムチ=タダ」という韓国の食文化が身に付いているためだ。
日本は現在、年間34万トンのキムチを消費する「キムチ大国」だ。輸出面での飛躍も目覚しい。味はもちろん衛生面
でも日本のキムチは非の打ち所がない。
日本人がキムチを口にするようになったのは1990年代初め頃。資本力のある企業がキムチ市場に参入したのも
キムチが短期間で飛躍的に発展した一因。もちろん、その背景にはキムチ市場を急速に拡大させた「有料キムチ文化」がある。
結局、衛生上欠陥のあるキムチ、欠陥のないキムチは、それぞれ違った食文化が作り出した、それぞれ違った経済行動によって決まる。
600円も受け取りながらも低品質の安物キムチを出したとすれば、そのレストランは信用を失い、直ちに廃業へと追いやられる。
反対に、キムチをタダで供給しなければならない韓国のレストランが、高級キムチをサービスとして提供するとしたら、やはり破産は免れない。
このように、キムチに対しそれ相応の価値を付与しない食文化では、「寄生虫卵入りキムチ」を作った業者の良心を
とがめてみたところで何も始まらない。
1~2か月もすれば、一部のレストランは再びこのような低品質キムチを求め、一部のキムチ工場は再び低品質の材料を使用するだろう。
■ソース
URLリンク(japanese.chosun.com)
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