05/10/21 18:27:40 tPKos6cO
本紙の世論調査についての部内の議論が歪曲され報道されている。世界中から非難の声が
あがった首相の靖国参拝についての意見の相違から、本社の社員2人が殴り合いをしたとい
うのだ。だが、ちょっと待ってもらいたい。そもそも小泉首相の靖国参拝は先日高裁で違憲判
決が出たばかりだ。そのような暴挙に対して朝日新聞は一貫して反対してきた。日本の歴史
の負の部分を直視してこそアジアの平和、共生への道が開けるのだ。中国韓国との関係は
さらに冷え込み、小泉政権のアジア外交は大失敗と言える。このような事態に、本紙は日本
の軍国主義に反対する良心的な声を海外に伝える事により、アジアの友人達に対する真摯
な謝罪の気持ちを伝え、東アジア共同体への道が開けるように願いを込めて世論調査を
行ったのである。今回の議論をことさら取り上げ、朝日新聞が暴力的であるかのような報道
がなされているが、考えすぎではないだろうか。本紙の記者が多少混乱して警察に相談した
のは事実である。しかしだからといって暴力事件が起こったとはいえない。靖国参拝には
憲法違反であるとの声もあり、そこにはさまざまな意見がある。問題は、政治家と靖国神社
との距離である。朝日新聞内で議論が白熱したのも、アジアからの非難に耳を傾けない事が
原因なのだ。小泉首相は一私人ではない。そろそろ決断する時が着 いるのではないか。