05/10/10 11:12:44
北朝鮮はロッテ観光に開城(ケソン)観光事業を公式提案し、その対価として1000万ドル(約11億円)相当の肥料、
アスファルトピッチ支援を要求したことが明らかになった。
北朝鮮側はまた、ロッテ観光との1人当たり観光対価も現代峨山(ヒョンデアサン)に提示して
現代側から引き下げ要求された1人当たり150ドル水準をそのまま提示したということだ。
ロッテ観光は8日「北朝鮮側が先月13日、ファクスを送って開城観光を検討するための会合を申し入れているほか、
現代峨山とはこれ以上、開城観光問題を協議する必要はないと明らかにしてきた」とし
「北側が国際ビジネス規範に基づくのなら開城観光事業に参加する」と発表した。
ロッテ観光は北朝鮮列車観光に向けて韓国鉄道公社と合弁投資した「KTX観光レジャー」という子会社を通じ、
先月、対北接触承認を受け、北側とこの事業について協議してきた。
9日、観光業界によると北朝鮮側は、開城観光事業をロッテ観光で独占させてやると申し入れ、
その対価として1000万ドル相当の肥料・ピッチの支援を要求、ロッテ観光がこれを検討中だ。
ロッテ観光関係者は「北朝鮮側に与える1人当たりの観光対価も北朝鮮側が現代に提示した金額に近い水準だ」と述べた。
したがって開城観光などと関連し、北朝鮮が最近見せた「現代はじき」の主な理由は、
表面化した金潤圭(キム・ユンギュ)前現代峨山副会長の退陣問題より、
韓国企業からの支援取り付けのためだという観測が有力になっている。
対北事業関係者は「北朝鮮側は現代から、開城観光を含む7大対北事業対価として5億ドルしか受け取っていない」とし
「北朝鮮側は玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長体制では昔のような支援は難しいとみて、
新しいパートナーを探しているようだ」と分析している。
ロッテ観光側は15日訪朝、開城観光事業の条件などについて具体的に協議し、合意書作成を推進する計画だ。
一方、現代側は「開城観光は2000年に北朝鮮と締結した7大事業独占契約に明示されている事業」として反発している。
URLリンク(japanese.joins.com)