05/08/16 15:42:32 3K8wvujx
『韓国で生まれ→日本国籍→右翼へ。「国のために戦うのが男でしょう」』
励志救國協議會 副議長 今井元輝さん
1947・1 韓国ソウルに生まれる
1968・3 韓国ソウル光新高等学校卒業
1968・4 韓国ソウル成均館大学(法律学部)卒業
1971・6 韓国陸軍に入隊
1973・11 日本帰国
1988・10 救國時報社に入会
父親が日本人、母親が韓国人。その両親の元で生まれ、ソウルで育った今井元輝さんが、
日本に帰国したのは1974年のこと。26歳の時だ。国籍も韓国から日本に変えた。
「その当時、日本には国で定めた国旗も国歌もなかった。これには正直びっくりさせられた。
と同時に腹も立った。骨をうずめるつもりで国籍を変えたのに、どういうことかと」
このことがひとつの動機となり、今井さんを右翼への行動へと駆り立てる。ただ、不思議なのは
韓国で教育を受けた人間が、そうすんなりと右翼思想を受け入れられるか。
なにしろ、36年間の長きにわたり、朝鮮半島を支配していたのは日本である。
「韓国に住んでいる頃は、日本に対する悪感情はありましたよ。
そうした感情を植え付ける教育も、確かに存在します。しかし、一方で学ぶべき教育はありました。
それは、日本の軍国主義です。日本は戦争は終わりましたが、韓国では、その後朝鮮動乱が勃発。
すなわち、国のためには命をささげるという教えです」
韓国では軍隊に属していたこともあり、今井さんは軍国主義に対する悪いイメージはない。
「軍国主義の根本は、男は国に対して忠誠心を持つこと。いつ、いかなる時も、
男は国のために戦うのだと。これは、どこの国でも同じでしょう。だから、私ははっきり
徴兵制を唱える。韓国でも言ってました。男は軍隊に行かないと一人前ではないと」
もうひとつ、今井さんが懸念するのは教育だ。愛国心を植え付ける教育が欠如して
いるのだという。それどこらか、逆に日本を悪者扱いにする教育すらまかり通っていると。
「韓国に対する謝罪も補償も、すでに終わってます。歴史上の区切りはついてます。
それを、いまだに日本が悪いというのは、あまりに知識不足。また、中国に対しても、
どこか遠慮している。国交を結んで、今年で30年。この間、日本の無償援助に円借款。
にもかかわらず、中国は日本にミサイルを向けているんですよ」
日本人は共産主義の怖さを知らない。拉致問題は、その典型だ。今井さんは、
このままでは日本は国際的に孤立し、いずれ国の体をなさなくなると心配する。
「われわれの世代は、まだいいですよ。何とかメシが食えてますから。
しかし、次の世代、つまり今の子供たちはかわいそう。というか、苦労しますよ。
今のままの政治、防衛力、それに教育では大変なことになります」
ダカーポ 2002年 11/6号 特集『右翼の世界を覗いてみよう』 p37