05/07/29 11:17:04 eSjj2sl1
漏れは江戸っ子だから、部落差別なんて知ったのは大学に入ってからだったよ。
部の先輩に実家が浅草で商売している人がいて、まあ、今だったら、
商売柄でそうだと分かるけど、当時は漏れも友人達も何も知らず、
一人の良い先輩として普通に接していたんだよね。
本人も経済的に恵まれているし、人柄も良いし、女子部員にもモテていたし、
日常生活で悩んでいるようには全く見えなかった(心中を窺い知ることは出来ないけど)。
この後、就職も上場企業に決まって、端から見れば、順調な人生を送っているようだったよ。
ところが、部の別な先輩(広島出身のせいか、こういうことに鼻がきく)が、
お節介にもこの先輩にすり寄っていって、
「差別を受けて苦労しているのでしょう。私は以前から同和問題に関心があり、
何とかしなければと思っています。私はあなたの見方です(やや意訳あり)」
てなことをコソコソと耳打ちするわけ。
当然、先輩はすごーく迷惑そうだった、別に何も困ってないから、
ここでそういう話はしないでくれ、ほっといてくれって感じ。
漏れはこの二人のやりとりを目撃して「???」となり、初めて同和問題に興味を持ったよ。
それから色々と自分で調べて、浅草のあの辺りはそういう地域なのか・・・と知るようになったんだよね。
こういうのを「やぶへび」つーんだろね。