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< >>1 の続き >
在野史学界の主張を要約すると次のようになる。
「中国は長年、檀君朝鮮の中国支配の証拠となる史料を操作して来ており、既存の史学界
は彼らの史料を無批判に受け入れている。成功したかに見えた歴史歪曲が、最近になって
絶えず発掘されている新史料・古代遺跡のためこれ以上認められ難くなったことから、今度
は古代史全体を自国の歴史に編入して、発掘される遺跡・遺物を自国の先祖の跡として様
変りさせようとするものだ。それが『東北工程』だが、実は東北工程は、既に渤海史と古朝鮮
以前の歴史をすべて自国の歴史に編入した後に高句麗史を侵奪するために始まったもの
であり、東北工程は歴史歪曲の手始めではなく仕上げ」というものだ。
特にこうした歴史歪曲の目的は、彼らの言う東夷族が成した古代史全般を自国化すること
によって、今後おこりうる中国国内の少数民族による中国分裂をあらかじめ防止するための
歴史的基盤を造成するとともに、朝鮮半島統一後に不可欠で起きる間島及び満洲領土問題
と国境紛争に備えることだ。
一歩進んで北朝鮮崩壊時に北朝鮮領土に対して領有権を主張することができる根拠を作り
領土侵奪に成功する可能性に備えることなどで、我が国にとっては単に古代史の問題では
なく、未来の自主権と領土、精神と文化全般にわたる問題だというのが、在野史学界の主張
だ。
中国の檀君公園に対する資料を提供した人は、歴史画で我が国の古代史を編んでいる在野
史学者の金珊瑚画伯だ。画伯は我が古代史の復元のために数十回にわたって中国各地を
探訪して、古朝鮮はもちろんそれ以前の国という倍達桓国、そして民族の起源、高句麗及び
百済、新羅の起源を捜し回って古代史を修復する作業を20年余り行なっており、その過程で
写真に見える檀君公園の造成現場を見つけることになったものだ。
▽参考サイト:金珊瑚画伯の著作
『大朝鮮帝国史』
URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)
『韓国105代天皇尊影集』
URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)
『倭史』
URLリンク(nicebook.net)